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寒い毎日が続いている中、先日は栄養たっぷりの粕汁を食べました。
体は温まるし、手間抜きやアレンジも簡単なおいしいメニューです。
その中で、介護食を学ぶものとして感じたことが♪
すごくいいメニューだと思うので、介護食士の”ふわっと”料理研究としてご紹介します。
ねこぱん
今の季節にぴったりの粕汁ですよ♡
粕汁は栄養たっぷり
粕汁には、発酵食品の酒粕、味噌などの調味料。
鮭やブリ、豚肉などの動物性たんぱく質も入ります。
大根・にんじん・こんにゃく・ちくわ・あげなど、具だくさんのお汁でおなじみの食材も♪
体は温まるし、栄養もたっぷりで冬にはもってこいのメニューです。
レシピはブログの人気記事でご紹介しています。
介護食にもおすすめのアレンジは?
介護食を大きく分けた♪
介護食士として、私なりの視点でこのように大きく分けてみました。
今日のメニューは、ピンクのラインの調理方法が対応できます。
- 流動食
- ムース
- 完全な状態のスープ(ミキサー使用)
- やわらかいスープ(粒々感あり)
- 刻み食
- やわらかいが噛む
- 一般的な食事
飲み込むこと(嚥下)が困難な場合、水分にはとろみをつけてね♡
市販品で、とろみ剤がいろいろと出ています♪
粕汁うどん♪
基本の粕汁うどん
ねこぱん
粕汁の具に魚がある時は、骨は絶対に除いてね♡
骨のない状態で、またはお肉を選ぶ方が安心かな♪
茶こしやザルなどの網を使っても♬お汁の中に残らないように。
粕汁に、うどんを入れて煮込むだけで作れます。
刻みねぎをたっぷりのせるとおいしいですよ♪
噛むことが必要な3タイプ
1日目に粕汁を食べても、たっぷり作ると次の日の分も十分あります。
そんな時には、体ホカホカお腹いっぱい、粕汁うどんがおすすめです。
私は炭水化物が好きで、麺類が大好物、毎日食べたいほど♪
粕汁はうどんを入れて食べることを目的に作ると言っても過言ではありません。
食材をしっかり煮込めば、食べやすい食感のものに調節できます。
こんにゃくは歯ごたえがありますが、下準備で両面に切込みを細かく加えても♬
ちくわも薄目に切ると、食べやすくなります。
具を刻むと、刻む食事としてもおすすめできるメニューです。
やわらかい♬
粕汁はある程度のとろみも感じられるので、おすすめできそうです。
少しの食感がOKの場合は、このような工夫はいかがですか。
皮付きの鮭や豚こま切れ肉などは、他の食材に置き換えたいところ。
例えば鮭フレークや、刻んだうどんを入れると、食べやすい粕汁スープに♪
しっかり煮込めば、かなりやわらかくなります。
豚肉はひき肉を使っても、細切れ肉を使うより食べやすいです。
粒々感は残るので、ゆっくりとよく噛んで食べてくださいね。
やわらかい食材ばかりでも、歯茎や舌などでつぶすことは必要な食べ方です。
完全なスープ状
粕汁には野菜がたくさん入るため、栄養がお汁にも溶け出します。
酒粕そのものの栄養にプラスして、体に良いスープとなります。
どれだけつぶしても粒になってしまう食材は、網で取り除くことが必要です。
完全なスープ状になる食材であれば、ミキサーにかけるといいですね。
”ふわっと料理研究”の結果は?
私の介護食士の視点から見た、粕汁についての”料理研究”の結果は…。
粕汁は体が温まり、栄養も摂りやすいメニューで介護食向き♬
うどんがよく合うので、入れるとそれだけで1食分の食事にできます。
介護が必要な方は、免疫力が低下している場合もあると思います。
酒粕には酵母やアルコールが含まれるため、アレルギー体質の方はご注意下さい。
次回は、酒粕の栄養のことなど、もう少し”ふわっと”料理研究します。
最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
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